デビューライブから5周年を迎える本日6月4日に、1st sg「バックパック」の本人作成イラストによるリリックMVをリリースしました。監督は新進気鋭のクリエイター・TAOJA。楽曲の持つ透明感、混在する不安と葛藤と希望を、抑えたテイストで表現しました。
キミノオルフェ(Kimi no Orphée) - バックパック(backpack) [Lyric Video]
前身バンド・蟲ふるう夜にが8年間の活動に幕を下ろした2016年2月6日。そこからわずか4ヶ月間という限られた時間の中で、蟻はまだ名前もついていない自身のソロ・プロジェクトの準備を終えなければなりませんでした。 慣れ親しんだメンバーとの別離、でも音楽を続けていくという強い決意、同時にまだ先の見え合い中での不安と期待から生まれた最初の楽曲は、「ゆとりの最前列を歩く 僕らが何かを掴んでる」という強い宣言の曲に。
それから5年。同楽曲はノンプロモーションにもかかわらず海外のファンを中心に今も愛されてる一曲となりました。
「これまで」と「これから」の「過程」にいるアーティストとして、キミノオルフェが歩みを止めずに進んでいくための再度の決意宣言の一曲。改めて聴きなおしていただけたら幸いです。 ◆キミノオルフェ・蟻のコメント キミノオルフェ、デビューライブから5年の節目です。 物事のスタートやゴールに注目したくなるけど「過程」の方が何倍も長くて大変だなと思っていて。 振り返ると、始まりの曲になった「バックパック」は、「過程」の自由さと曖昧さと、ゆとり世代の才能を描きたくて書いた曲と気づきました。 MVも初めて自分で作った思い入れのある曲なので、今回イラストとリリックビデオという違った見せ方で、また聴いてもらえることが嬉しいです。 これからも続くキミノオルフェと大切な友人の皆さんの「過程」に寄り添う曲になりますように。
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