本日8月18日、新曲「パパラチア」を配信開始いたしました。サウンドプロデュースは前作EP「Then, the Curtains Open」も手がけたkyohei todoroki (EXPCTR)。夏の夕景〜夜を舞台に、今までは敢えて封印してきた蟻自身の中に存在するセンシュアルな表現に挑戦した楽曲となりました。
"結ばれることのない2人が、お互いの体を求め合うひととき。1人になった夜、涙で瞳を洗えばいつもの夜景がより鮮明に浮かび上がる。切なく美しい夏の日々を描いた"という同楽曲。
タイトルの「パパラチア」は幻の宝石と言われるパパラチア・サファイアの色彩から名付けられた。通常のサファイアの蒼色とパパラチアの橙色の対比が、登場人物のすれ違いと巡り合いを表しています。また、パパラチアはシンハラ語で「蓮の花」「蓮の花の蕾」という意味もあり、清廉な蓮が妖艶に花開くイメージも重ね合わせています。
また、本日、同楽曲のMVも公開しました。出演は矢川葵(ex-Maison book girl)とキミノオルフェ・蟻。監督は新進気鋭の女性映像作家・ヒカワヒカル氏です。女性の視点で繊細な楽曲の世界観をビジュアライズ。短編映画のような世界の中で、真摯な愛を求める女性と、それが仮初めのものだと知っている女性の一夜が色濃く表現されています。
キミノオルフェ(Kimi no Orphée) - パパラチア (Padparadscha) [MV]
◆キミノオルフェ・蟻 コメント 日々、さまざまなことが起こって視界が狭くなったり淀んだりする時もありますが、「瞳洗えば」、という言葉で始まるこの歌が、見えるものを全部、遠くまで見通させてくれますように。 最近、「余白を見ること」を心がけています。余白を“無い”ものと感じるか、”有る”ものと感じるか、どちらもできればいいな、と思っています。 葵ちゃん、ヒカワヒカルさん、kyohei todorokiくん、素敵な才能たちと。 夏を好きになりたくてつくりました。 君の夏の終わりの思い出になれたら嬉しいです。
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